低照度に強いアクションカメラInsta360 Ace Proを使った夜景撮影方法をTeam Insta360 Japan Akiさんが紹介いたします。
動画で見たい方、Insta360 Ace Proの低照度下での実力についてはこちらをご覧ください🔽
Insta360 Ace Proとは?
ライカ共同開発されたアクションカメラ Insta360 Ace Proは、暗所に強いアクションカメラ。その秘密は、AIチップを搭載したAI駆動のアクションカメラで、業界をリードする性能を誇り、4K120fps 動画、4800万画素写真、低照度撮影用のPureVideoと、夜間撮影に最適な様々なモードを備えています。この記事では、「スターラプス」「PureVideo」「スターラプス」撮影など、暗所性能を活かした撮影方法について説明します。
なぜAce Proは低照度に優れたカメラなのか?
アクションカメラは夜間に弱いという従来のイメージを払拭するアクションカメラがInsta360です。5nm AIチップ、1/1.3 センサーを搭載し、ライカと共同開発されたレンズにより、Ace Proは従来のアクションカメラでは不可能な夜間撮影が可能になります。
夜間撮影に必要なアクセサリー
夜景撮影を行う際は、三脚、または三脚と自撮り棒が一体化されたInsta360の多機能自撮り棒を使うと、便利です。
今回紹介するような、スターラプスを撮影するような場合、Ace Pro外部バッテリーなどがあると長時間撮影できます。
1. シティーラプス
以下のような街中で撮影するスターラプス「シティーラプス」の撮影について紹介します。知っていると撮影の幅が広がりますので是非一度撮影してみてください。
設定
まずは撮影時の推奨設定は以下の通りです。
インターバルモード、PureShot+RAW、ISO 100、WB 5000K、シャッタースピード環境によって調整
シャッタースピードについて
シャッタースピードは撮影環境によりますが、できるだけ露光時間を長くすることで、画像にモーションブラーを加える事ができます。
高層ビルや展望台から撮影するのであれば、露光時間は5秒くらいで、また中で光があるような環境では白飛びを抑えるため露光時間を短めで設定しましょう。渋谷交差点のような環境では、シャッタースピードを0.5秒くらいで撮影すると、白飛びを抑えながらもモーションブラーを加える事ができます。
撮って出しだと一見露光オーバーに見えますが、RAW撮影をしているので、編集で適正な明るさに編集する事ができます。
画素数について
1200万画素 (4K) または 48万画素 (8K)
1200万画素の場合は、4Kタイムラプス、4800万画素の場合は、8Kタイムラプスが撮影できます。
ファイルサイズは大きくなりますが、編集でクロップしたい場合には4800万画素で撮影しましょう。
撮影時
設定ができたら、カメラに上記で紹介した多機能自撮り棒などの三脚に乗せ、撮影ボタンを押してあとは待機するだけです。
編集方法
撮影が終わったらRAWファイルをLightroom等の編集ソフトに取り込んで画像編集をします。主にハイライトを下げることで、白飛びした部分から、色情報を復元する事ができます。
その後、JPGで書き出して、Premiermum ProまたはFinal Cut等の編集ソフトで読み込みます。一番先頭の画像を選んで、オプション>画像シーケンスにチェックを入れて開くと画像が時系列順に読み込まれます。あとはシーケンスの書き出しをすると、綺麗な夜景タイムラプスが完成します。
2. PureVideo
PureVideoモードは、夜間のノイズを大幅に低減してくれ、夜間でも明るく綺麗に撮れるモードです。夜間でのアクション撮影をしたい場合にも最適です。特に細かい設定はなく、気軽に撮影する事が撮れます。
こちらは他社との映像比較ですが、左が他社のアクションカメラ、右がAce Proで撮影したものです。Ace Proの方が、ダイナミックレンジが広く、手ブレが抑えられているのがわかります。
AIによるノイズ削減により、高いISOでの撮影が可能になり、手ブレ補正に十分なシャッタースピードが確保されるようになります。なのでAce Proを使えば手軽に夜間のアクションシーンも撮影できるようになります。
3. スターラプス
2、3時間撮影するのであれば、上記で紹介した、Ace Pro外部バッテリーを用意しましょう。
基本的なカメラ設定は以下の通りです。
設定
スターラプスモード、PureShot+RAW、ISO 1250、WB 4000K、シャッタースピード 30s
書き出しモード
書き出しモードは、スターラプス動画、スタートレイル動画、スタートレイル写真から選べます。
スタートレイル写真」は以下のように仕上がります。
撮影
三脚を設置して、外部バッテリーを繋いで、あとは撮影ボタンを押します。
撮影のタイミングとしては、できるだけ月がかけていて、低い位置にある日を狙うと綺麗に星が撮影できます。
最低でも2、3時間撮影することで、星の奇跡をダイナミックに捉える事ができます。スタートレイル動画では、撮影が終わると、カメラが星の奇跡の動画を自動生成してくれます。AIのおかげで、曇りの日でも問題なく撮影する事ができます。
編集
シンプルな星のタイムラプスを作成したい場合、RAW画像をLightroomで色編集して、JPGで書き出してPremiemu Pro等の動画編集ソフトで取り込んで、書き出しを行います。編集手順は上記で説明した夜景タイムラプスと同じ手順です。
Ace Pro発売中
この記事で紹介したInsta360 Ace Proはこちらから購入できます。
また、夜間撮影を行うには、三脚にもなるInsta360の多機能自撮り棒、Ace Pro外部バッテリーも用意しましょう。