Insta360は本日、レンズ交換可能アクションカメラ Insta360 ONE Rの大型アップデートを発表しました。 新機能、画質向上、AIを活用した編集オプション、新たなリモコンアクセサリーなど、この度のアップデートはONE Rクリエーターのユーザー体験向上に対するInsta360の継続的な取り組みを示すものとなっています。
同アップデートは、ONE R ファームウェア、Insta360アプリ (iOSおよびAndroid) 、Insta360 Studio (Windows および Mac) にてご利用可能です。
4K/1インチ広角モジュール向け水平維持
手ブレ補正機能をさらにレベルアップさせる水平維持機能が、4K / 1インチ広角モジュールでご利用いただけるようになりました。アクションシーンやカメラを安定して持つことが難しい場面で特に便利な機能です。水平維持機能はプロ動画モード (FlowState 手ブレ補正)・30fpsで録画した際、映像を真っ直ぐで水平な状態に保ちます。
クリエイターは、360°水平維持を選択して全回転の映像を水平に保つことができます。
ループ録画
ループ録画とは、過去に撮影した映像を削除して新たな映像を撮影することで、連続した映像撮影ができる新機能です。どのレンズモジュールでも、ONE Rを最長動画尺30分間の車載カメラとしてご利用いただけます。
ループ録画機能は、重要な瞬間を待つ間の連続撮影にもご利用いただけます。例えば、サプライズパーティーでお友達を待っているとしましょう。カメラを事前にセットしておき、到着を待ち、欲しい画が撮れ次第録画を停止します。直前の数分間の映像だけが保存されるので、メモリーカードの空き容量を確保できます。
画質の向上
壮大なアクションの撮影に、4Kおよび1インチモジュールのプロ動画モードフレームレートオプションに4K 50fpsを追加しました。24/25fpsワークフローで撮影している方にとっては嬉しいアップデートとなるでしょう。
また、1インチモジュールのビビッドカラープロファイルはさらに改良を重ね、より鮮明な色彩をカメラから直に得られます。
それに加えて、ONE Rの全モジュールにおいて4つのシャープネスオプションを選択できるようになりました。シャープネスはカメラ内で調節でき、クリエイターは個人の好みや撮影環境、その他要素に基づいて画質を臨機応変に調整することができます。
新たな編集機能と進化点
この度のアップデートでは、Insta360アプリの編集ラボに二つの新規テンプレートを追加しました。編集ラボは、AI駆動型のスマート編集テンプレートのリストで、継続的に進化を重ねています。「ホライズンフリップ」は自動的に周りの様子を空に映し出し、近未来的な視覚効果をもたらします。
「オーバーテイカー」はバイク乗りの方にお勧めで、ビデオゲームのようにすれ違った多数の車を映像に重ね、躍動感のある映像に仕上げることができます。
また、水中撮影用の色彩補正アルゴリズムAquaVisionがさらに進化したAquaVision 2.0が登場しました。より鮮明でリアルな色彩をお楽しみいただけます。AquaVision 2.0は360度モジュールを含む全てのONE Rモジュールでご利用可能です。
さらに、前方の道と車内の様子を分割画面で表示する楽しい編集機能、車載マルチビューも新たにご利用いただけるようになりました。ONE Rの360度モジュールをフロントガラスまたはダッシュボードにマウントすると、カメラは両方の方向を広角撮影します。Vlogやロードトリップ、「カープールカラオケ」の撮影にぴったりの機能です。
ユーザー体験向上
この度のONE Rアップデートでは、下記を含む多くのユーザー体験向上をお届けします。
- タイムシフト動画が保存前に自動的に6倍速に設定され、メモリーカードの空き容量を確保できるようになりました。
- 外部マイク録音の音声が改善されました。
- 車載リモコンアクセサリーが新たに登場しました。車のステアリングに取り付けて運転中にカメラを安全に操作することができる、ワイヤレスのBluetoothリモコンです。
なお、Insta360 ONE X2ユーザーのみなさまも編集ラボの新規テンプレート、AquaVision 2.0、車載マルチビューをご利用いただけます。
Insta360 ONE RはInsta360.com公式ストアや全国の家電量販店(一部店舗を除く)と各社オンラインショップ、楽天、Amazonなど各取扱店舗で販売中です。
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