まもなくアウトドアシーズンが到来し、外でのアクティビティーを楽しむ機会が増えてきます。アウトドアやキャンプ中の思い出を記録し、友人や家族に共有できたら楽しさも倍増します。
アウトドアやキャンプで撮影する際は、アウトドアシーンでの撮影に向いた機能を搭載しているカメラを選ぶ必要があります。さまざまなカメラがありますが、アクションカメラは、アクションシーンでの撮影を想定して頑丈にデザインされているため、操作性、携帯性、機能性、全てにバランスよく優れたアウトドア・キャンプを撮影するのにぴったりなカメラです。
また、更に撮影を便利にし、創造性を上げてくれる360度アクションカメラも、アウトドアやキャンプでの撮影に大いに活躍します。
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この記事では、アウトドア、キャンプ等の撮影に最適なアクションカメラ、360度カメラの選び方と、おすすめのカメラをご紹介します。
アウトドア・キャンプ用カメラ選び方のポイント
防水
アウトドアやキャンプで使用する際は、川や海の近くで撮影、突然の雨を想定して、防水仕様であることが望ましいでしょう。防水カメラには、「IP〇〇」という防水度合いを表す、IP規格が記載されており、購入する前に防水等級を確認しておきましょう。〇の左側は防塵性能を表し、〇の右側は防水性能を表します。どちらか一方を省略する場合「X」と置き換えて表示されます。防水性能の等級は0級~8級まであり以下のような保護内容となっています。
保護等級 | IPコード | 保護内容 |
---|---|---|
0 | IPX0 | 保護なし |
1 | IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴に よって有害な影響を受けない |
2 | IPX2 | 垂直より左右15°以内からの 降雨によって有害な影響を受 けない |
3 | IPX3 | 垂直より左右60°以内からの 降雨によって有害な影響を受 けない |
4 | IPX4 | いかなる方向からの水の飛沫 によっても有害な影響を受け ない |
5 | IPX5 | いかなる方向からの水の直接 噴流によっても有害な影響を 受けない |
6 | IPX6 | いかなる方向からの水の強い 直接噴流によっても有害な影 響を受けない |
7 | IPX7 | 規程の圧力、時間で水中に沒 しても水が浸入しない |
8 | IPX8 | 水面下での使用が可能 |
軽量でコンパクト
キャンプやハイキングなどのアウトドアアクティビティーには、持って行く荷物が多くなりがちです。行く場所によっては、長い時間を書けて持ち運ばないとなかったりするので、手持ちの荷物はなるべく少なくしておきたいところ。なので、アウトドア用のカメラとしては、なるべく軽量、コンパクトなものを選ぶと良いでしょう。
Insta360 GO 3は世界最小のアクションカメラと呼ばれ、その重さなんと35.5g。親指ほどのサイズ感でありながら、2.7K撮影ができるカメラです。軽量さを求めるなら、Insta360 GO 3がおすすめです。
バッテリー性能
アウトドアでの使用となると、バッテリーの持ちは重要です。外での撮影となると、低い温度下でも耐えられる寒冷地対応のものであると、スキースノーボードといった冬のアクティビティーでも使用できます。Insta360 Ace Pro、X3、 X4といったカメラは寒冷対応のバッテリーを備え、バッテリー交換ができますので、バッテリーが切れてしまった際も予備バッテリーを持っていれば、バッテリー交換して撮影を継続でできます。どのようなシーンで、どれくらい撮影したいか、バッテリー性能もカメラを購入する際に確認しましょう。
ウェアラブル、マウント性能
アクションカメラは、ウェアラブルカメラとも呼ばれ、簡単にさまざまなところにマウントして撮影できるコンパクトさが特徴です。胸につけてハンズフリー一人称視点(POV)撮影もでき、キャンプシーンで手の周りを撮影したりする際も便利です。さまざまなところにマウントできるため、撮影の幅が広がります。
ハンズフリー操作
アウトドアで何かアクティビティーを行っている際は、必ずしも手が空いているとは限りません。またカメラを手元から離れた場所から撮影したい場合もあるでしょう。そんな時に便利なのが、ハンズフリーで撮影操作ができるカメラ。Insta360 X4、Ace Proならリモートでも、日本語音声またはジェスチャー操作で録画を開始、停止できます。
ブレ補正
アウトドアで撮影する際は、手持ちだとどうしてもカメラがブレてしまいます。そんな時には、ブレを自動で補正してくれる手ブレ補正機能があると、外での撮影でも滑らかな映像を保ってくれます。Insta360カメラには独自の手ブレ補正アルゴリズムFlowStateがカメラに搭載されるので、常にスムーズな映像に仕上げてくれます。
SNSに簡単シェア
アウトドア、キャンプ中の思い出を即座にSNSでシェアできたら、リアルタイムに情報を共有することができます。Insta360のカメラには、撮影した映像で使用できる専用のアプリが開発されており、アプリを使用することで、撮った映像もすぐにSNSへシェアすることができます。煩雑になりがちな360度映像もAIの力で自動処理してくれます。
関連記事: 「Insta360 アプリ必見の機能紹介」
フェイクドローン撮影
アウトドアでの撮影なら、壮大な自然を最大限活かしたダイナミックな映像を撮影できたら素敵ですよね。そんな時、ドローンがあれば便利ですが、ドローンを飛ばせないところだったり、ドローン操縦には免許必要となるためドローン撮影はまだ一般的ではありません。そんな時に活躍してくれるのが、見えない自撮り棒とInsta360の360度アクションカメラ。見えない自撮り棒にInsta360 X3、 Insta360 X4を使用すれば、まるでドローンで撮影しているかのような壮大な浮遊映像や、追い撮りして撮影しているかの様な第三者視点映像が撮影できます。
夜間性能
アウトドアでの撮影となると、天気が晴れた日に夜には星空が綺麗に見えますし、夜間のキャンプファイヤーもとても絵になります。夜間での撮影となると、ある程度のセンサーサイズを備えたカメラでないと撮影が難しいですが、ライカと共同開発されたレンズを備えたInsta360 Ace Proであれば低照度に強いアクションカメラなので、夜間での撮影でも綺麗に映してくれます。夜間撮影専用のPureVideoモードを備え、昼夜問わず一日中撮影に使用できます。スターラプスモードといった、星の軌跡を撮影する専用のモードも備えているので、驚くほど簡単、そして精細に星空を撮影することができます。
アウトドアでの撮影を最大限に活用するには、夜間撮影も想定したカメラを選ぶと良いでしょう。
アウトドア向けアクションカメラ比較表
アウトドア撮影に必要な機能をカメラモデル毎に比較した比較表です。撮影したいシーンによって、最適なカメラを選んでみてください。
世界最小 アクションカメラ | Insta360 X4 8K撮影可能 360度アクションカメラ | Insta360 X3 コスパに優れた 360度アクションカメラ | Insta360 Ace Pro 低照度撮影に強い アクションカメラ | |
---|---|---|---|---|
最高画質 | 2.7K30fps | 360度: 8K30fps シングル レンズ: 4K60fps | 360度: 5.7K30fps シングルレンズ:4K30fps | 8K24fps |
防水 | GO 3カメラ単体 5m防水。 GO 3装着アクション ポッドはIPX4耐水 | カメラ単体で水深10mのIPX8防水 | カメラ単体で水深10mのIPX8防水 | カメラ単体で水深 10mのIPX8防水 |
重さ | GO 3カメラ: 35.5g アクションポッド:96.3g | 203g | 180g | 180g |
360度 撮影 | ー | ✅ | ✅ | ー |
写真撮影 | ✅ | ✅ | ✅ | ✅ |
ジェスチャー操作 | ー | ✅ | ✅ | ✅ |
日本語音声操作 | ー | ✅ | ー | ー |
手ブレ補正 | ✅ | ✅ | ✅ | ✅ |
SNSへの簡単シェア | ✅ | ✅ | ✅ | ✅ |
見えない自撮り棒効果(フェイクドローン撮影) | ー | ✅ | ✅ | ✅ AI自撮り棒消しゴム使用 |
夜間撮影 モード | ー | スターラプス モード搭載 | スターラプス モード搭載 | ◎ PureVideoモード搭載。 卓越した低照度性能。 |
連続撮影 時間 | 170分 カメラ単体45分 | 135分*ラボ環境にて5.7K30fpsの動画モードで検証 | 81分 | 100分 |
バッテリー交換 | ー | ✅ | ✅ | ✅ |
価格 | 60,500円 ~ | 79,800円 | 60,520円 | 67,800円 |
詳細 | こちら | こちら | こちら | こちら |
まとめ
アクションカメラ、360度カメラはアウトドアやキャンプでの撮影に必要な機能を備えたカメラです。Insta360カメラなら、難しい編集スキル不要でアプリを使用して簡単にSNSへシェアできます。何かアクティビティーをしている際もサクッと編集してすぐにシェアでき、アクションカメラ初心者でも安心。また、アウトドア撮影ならではの壮大な自然を最大限活かした撮影もでき、コンパクトで嵩張らず、操作性にも優れたカメラなので、さまざまなアウトドアアクティビティで、創造性を拡げてくれるカメラとなります。
コンパクトさを求めるなら、世界最小アクションカメラInsta360 GO 3、夜間性能を重視したいならInsta360 Ace Pro、360度カメラとしてフェイクドローン撮影や三人称自撮り撮影、360度カメラの無限の創造の世界を楽しみたいなら360度カメラInsta360 X4、X3を選びましょう。
関連記事:「Insta360 X4とX3を比較:360度撮影の強み、アップグレードした点とは?」
これから夏、アウトドア・キャンプシーズンが到来しますが、夏が来る前に思い出をシェアできるアクションカメラを用意しておきましょう。